確定拠出年金での銘柄の選び方

お金
こんなことがわかる!

・確定拠出年金の投資先の選び方
・確定拠出年金とはなにか
・商品の特徴

こんにちわ!すみぽんです!

勤めている会社で企業型の確定拠出年金に加入している方多いのではないでしょうか。

でもどの商品を選べばいいかわからないという方いませんか??

今日は確定拠出年金の投資先の選び方を紹介します。

投資できる商品は勤めている会社ごとに異なります。

でも基本的には選ぶ時の注意点などは同じです。

どの会社でも使える投資先の選び方を紹介しますので、最後まで見ていってください。

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確定拠出年金(企業型)とは

確定拠出年金には企業型(DC)個人型(iDeCo)の2つがあります。

どちらも毎月定額を積立て自分で年金資産の運用を行う制度です。

上手に運用すると定年後の資産を増やすことができます。

退職金と同様に受取時に税金面で優遇される点も見逃せません。

企業型は勤務している会社が掛金を拠出し退職金の代わりに導入していることが多いです。

また、自身の給与などから拠出額を上乗せできるマッチング拠出という制度もあります。

マッチング拠出は採用していない企業もあるので、努めている会社に確認が必要です。

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結論|手数料が安い全米株式インデックスファンドがおすすめ

確定拠出年金では手数料の安い全米株式インデックスファンドを選ぶのがおすすめです。

理由は、利回りが高い商品を選ぶと税金面での優遇を最大限に活用できるためです。

詳しくはのちほど解説します。

株式の投資信託は元本割れのリスクがあります

商品の分類と特徴

確定拠出年金で取り扱われる商品は大きく定期預金・年金商品・保険商品・投資信託に分けられます。

それぞれの特徴は次の通りです。

定期預金

元金保証で金利がとても低いノーリスクローリターンの商品です。

積立額が減ることはないので1円も損したくない人におすすめです。

保険商品

満期まで加入すれば元金保証で簡単な保険機能を持った商品です。

中途解約(他の商品への変更)をすると元本割れすることもあります。

保険内容は中途半端なのでわざわざ確定拠出年金で保険商品を選ぶ必要はないでしょう。

投資信託

資産運用を行い資産増を狙うハイリスクハイリターンに分類される商品です。

投資信託の中にもアクティブファンド・インデックスファンドの2つがあります。

また、投資商品も株式、債券、バランス型など様々です。

選ぶ商品によって利回りが違うので積極的に資産を増やしたい人におすすめです。

選ぶポイント

基本的に選ぶ銘柄は積立NISAと同じで問題ありません。

ただし、会社によっては同じ銘柄を選べないことがあります。

投資は投資商品によって損益が決まりますので選び方はとても大事です。

ここでは確定拠出年金で商品を選ぶ時の4つのポイントを紹介します。

ポイント1|投資信託を選ぶ

資産を増やし、税金面での優遇を最大限に活かすため投資信託の商品を選びましょう。

定期預金、保険商品は利回りが低いため、税金面の優遇を最大限に活用することができません。

ポイント2|インデックスファンドを選ぶ

投資信託の中からインデックスファンドを選ぶようにしましょう。

インデックスファンドは指数(日経平均など、経済の基準となる値)と同じ金額で運用することを目指しています。

一方、アクティブファンドは指数を上回ることを目指しています。

実際には指数を上回るアクティブファンドはとても少数です。

下手なファンドを選ぶくらいならインデックスファンドを選ぶ方がいいでしょう。

インデックスファンドの見分け方は商品名に「インデックス」と書いていることが多いです。

ポイント3|米国or全世界株式を選ぶ

投資先は米国株もしくは全世界株式を選びましょう。

理由は世界経済は今後も成長する可能性が高いからです。

世界人口は77億人から2050年には97億人に増加する見込みです。

経済は人口が増加するほど規模が大きくなるといわれています。

つまり30年後に世界経済は成長している可能性が高いということになります。

現在、世界経済の中心はアメリカであることは間違いありません。

そのため、アメリカもしくは全世界に投資するのがおすすめです。

ポイント4|手数料が安いファンドを選ぶ

最後のポイントは手数料が安いファンドを選ぶことです。

次の2つのファンドがある場合どちらがお得だと思いますか?

商品利回り
(1年の利益率)
信託報酬
(1年間の運用などの手数料)
全世界A5.0%0.014%
全世界B5.5%1.004%

全世界Aは、利回り5.0% - 信託報酬0.014% = 4.986%
全世界Bは、利回り5.5% - 信託報酬1.004% = 4.486%

となり、年間で0.5%も全世界Aの方が資産が増えることになります。

手数料が高いファンドを選ぶなら利回りがとても高くないといけません。

でも、同じ指数に連動するインデックスファンドはどれも利回りはほぼ同じです。

それなら単純に信託報酬が安い(0.2%未満が目安)ファンドを選ぶようにしましょう。

また、購入手数料や売却手数料などもかからないファンドがおすすめです。

実際に選んでみた

では実際に僕の勤める企業型の商品の中から商品を選んでみます

商品は勤めている会社によって違いますが考え方は同じです。

ポイント1|投資信託を選ぶ

選べる商品は、定期預金が3つ、保険商品が5つ、投資信託が17、年金商品が22ありました。

投資信託を選ぶので、選択肢は17まで絞れました。

ポイント2|インデックスファンドを選ぶ

次に投資信託の中からインデックスファンドを選びます。

取り扱いしている投資信託は以下の通りです。

この中からインデックスファンドを選びます。

見極め方は簡単です。「インデックス」と書いているものを選びます。

ここで選択肢は10まで絞れました。

ポイント3|米国or全世界株式を選ぶ

次にこの中から米国・全世界の株式に投資するファンドを選びます。

米国・全世界株式に投資するファンドの見分け方は商品名です。

商品名でわかりづらい場合は交付目論見書で確認することができます。

目論見書(もくろみしょ)はインターネットで商品名を検索すると確認できます。

目論見書にはこのように組入上位の銘柄が記載されています。

また、どの指数への連動を目指しているかも確認することができます。

全米・全世界の株式に投資できるのは日興インデックスファンド海外株式ヘッジなし(DC専用)しかありませんでした。

ポイント4|手数料が安いファンドを選ぶ

最後に手数料の安いファンドを選びます。

今回は1種類しかありませんが手数料が高いといけないので確認します。

手数料は交付運用報告書に記載されています。

日興インデックスファンド海外株式ヘッジなし(DC専用)の手数料は
信託報酬が0.153%、その他を合わせて0.201%です。

年間で0.201%の手数料がかかるということになります。

信託報酬が目安の0.2%未満と手数料が安いので問題ありません。

注意点

今回は資産を積極的に増やしたい人向けの選び方を紹介しました。

確定拠出年金は30年以上の長期投資になるため元本割れのリスクはとても低くなります。

ただ、株式のファンドには短期的には暴落などによる元本割れのリスクがあります。

ノーリスクではありませんのでその点は理解したうえで投資するようにしましょう。

また、定年が近づくにつれて債券や定期預金などに商品を変更するのもいいでしょう。

自身の資産に対して年齢の%ほどの債券を保有するのがいいとも言われています。
※資産には確定拠出年金以外も含みます。

まとめ

確定拠出年金は上手に活用すれば定年後のお金の不安を解消できるかもしれません

僕の周りでは定期預金や利回りより手数料の高い商品を選んでいる人も多いです。

紹介した方法を参考に商品を見直してみてはいかがでしょうか。

それでは!

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